キッチンの壁面の棚設置完了

なんとか仕事が立て込む前にキッチンの壁面の棚設置完了。
部屋がせまくて全景撮れないけど、棚は2mの杉野地板そのまま。

今回は安くあげるため、1×4材とかではなく、棚板は杉の野地板を使用。未乾燥の状態なので盛大に毛羽立っていて、サンダーかけると粉塵パックがいっぱいになったぐらい。
工作自体はさほど大したことしたわけではないけど、今回試したかったのは「鉄媒染」という方法。

これ何かというと酢の中に鉄を入れてしばらく置いた液を木に塗ると、冬枯れの木のようなグレーぽい色に変色するわけです。

今回は穀物酢の中にスチールウールを入れて一晩置いておく。
酢の種類もいつくかあってリンゴ酢とか色々あるけど、酢の種類によって色も若干変わるらしい。とりあえず、今回はやってみないとわからん、ということで一番安い穀物酢を。
また紅茶のティーバッグも入れておくと、これまた色が変わる、なんて話もあり、試したみたけど、今回はさほど効果を感じられなかった。

穀物酢の中にスチールウールを入れて一晩置いたもの
この期間を長くするとまた色が変わるみたい。

左が元の板の色、左が「鉄媒染」の酢を塗ったもの。ただし一日乾燥させないと色はちゃんと変化しない。
長年風雨にさらされたような色になった。
酢そのものはほとんど無色なので、塗り残しの箇所もはっきり分かる。

この上からホワイトを塗ると、古木を再利用したヴィンテージ家具っぽい感じに。
普通の状態の色の板に塗料塗るととってつけたような色になるので、結構いい感じになったのでは、と思っております。