New York Jazz Report vol.1 “SMOKE”

10数年ぶりのニューヨーク。

前回は10ヶ月近い滞米中の最後の約1ヶ月をニューヨークでぶらぶらしていたくせに観光らしい観光もしてなかったし、来たついでに、ぜひニューヨークのジャズスポットをいくつか回ってみたいと思っていた。

(とかいいながら、前回に居たときは、カーネギーホールでショルティ指揮のウィーン・フィルを3連チャンで聴く、という多分生涯最大の贅沢をしてしまったのだが…)

そして、なんと4日間の滞在中、今度はジャズ・クラブ4連チャンしてしまったので、ちょっとニューヨークのJazz Spotレポートをば。

実際にはNYでジャズの聴ける店など山ほどあると思うけど、クラシックよりもジャズの方が幅が広いので、どういう店なのかわからないと、さすがにちょっと行きにくい。

スタンダードがメインのライブ、ビッグ・バンド、ピアノ・トリオなどなど編成もばらばらなら、高級レストラン風の店から場末のバーみたいなところまで、店の雰囲気までばらばら。

海外からのいちげんさんが手ぶらで行くには、さすがに小生は小心者である。

かといって有名なブルーノートは観光地化してる、という話だったので、真っ先にパス。

で、ネットでもちょっと調べてはいたんだけど、去年知り合ったジャズ・シンガーの杉山千絵さんのライヴに行ったときにNYのジャズスポットをいくつか教えてもらったので候補を絞っていってみることにする。

最初に行ったのが「SMOKE」という店。

僕が行った時(3月3日)は、「B3 grooves & soul jazz」と題されたMike LeDonne Quartetによるライヴ。

Mike LeDonneはオルガンで、Eric Alexander (tenor saxophone) 、Peter Bernstein (guitar) 、 Joe Farnsworth (drums)というメンバー。

当方ジャズは嫌いではないけど、ミュージシャンには全然詳しくないので、先入観全くなしで行ったけど、リーダーのMike LeDonneは、僕も好きなMilt Jacksonのアルバムにピアニストとしても参加していた人だった。

このカルテット自体は、見た感じ年齢も人種もバラバラな感じだったけど、その辺がNYらしくていい。

ピアノもベースもなく、オルガンという音に変化をつけられない楽器がメインの編成だったけど、タイトルにgroovesとあるように、アップテンポの爽快な演奏が楽しめた。

ちなみにタイトルにある「B3」というのはハモンドオルガンの一種。

この日のチャージはミュージック・チャージ8ドルと、ミニマムチャージ20ドル。

ミニマムチャージというのは、最低この金額分は飲食してね、という値段。

この店は結構評判がいいようで、ネットでも「NYでジャズが聴きたいけど日本人だらけなのは嫌だ」という人達のブログでもよく取り上げられていたし、NYでジャズ聴くとしたら何処がいい?と訊いて真っ先に教えてもらったのがここ。

ガイドブックにも載っていたけど、日本人は僕以外に一組いただけ。

店が狭い、と書かれていることが多いけど、思ったよりは広くてきれいで、おしゃれな感じの店で、かつ食事(僕が食べたのはハンバーガーだけど)もおいしく、人気なのも納得のいい店だった。

僕はアルコールが全くだめなので、コーヒーを飲んでいたけど、カプチーノもあるらしい。

グリニッヂ・ヴィレッジにあるBlueNoteと違い、ブロードウェイの105st.と、結構上の方にあるので、何かのついでってわけにはいかないし、普通の日本人観光客が着いたその日に行くような所ではないけど、店もライブもホントに良かったので、またNYに行く機会があれば是非もう一度いきたいところです。

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