愛媛県警新居浜署、万引容疑少年を実名掲載

愛媛県警新居浜署のホームページの掲示板で、万引容疑少年の実名が掲載されていた、というニュースがあった。

故意ではなく事故だったらしいが、どこをどうすれば、そんなデータが掲示板に載るんだ?

多少なりともウェブサイトをいじったことがあればそう思うだろう。

愛媛新聞の記事によると、

「同署生活安全課の男性主事が15日午後4時50分ごろ、HP更新のため、掲載用の統計グラフと一緒に元データを添付し、更新担当の警務課男性巡査部長にメール送信。巡査部長は元データが添付されていることに気づかず、すべてのデータを掲載した。」

この元データというのが問題の

「同署管内で2009年に摘発・補導された7歳から19歳の少年少女の氏名、性別、校区、町名までの住所、被害状況など12項目。HPに掲載する統計グラフの元データで、エクセル形式の表」

のことだけど、これをそのままアップしたってか?

更新したあと確認しなかったのか、この御仁は。素人のブロガーでも確認ぐらいするだろうに…

不思議に思ったので、ちょっと新居浜署のサイトをのぞいてみると…

げっ、なんじゃこりゃ!?

【2011/05/23追記】

なぜか「愛媛県警」で検索かけてくる方が多いので、改めて新居浜署のサイトを見てみると作り変えられていましたので、以下の文章には当てはまらないかもしれませんし、サイト構成は変わっていると思います(未確認)。

それにしてもつい最近作り変えて三分割フレームって、相変わらず素人丸出し。

これはひどいな、と思ってソースを見ると、案の定、ホームページ・ビルダーの「どこでも配置モード」だけで作った、典型的な素人作。

alt属性はぐちゃぐちゃだし、当然CSSなんか皆無、その上、この程度の内容のページの一体どこに必要なのか、と思われる大量のJavaScript(要らないコードも混じっている気がする)。

レイアウトもひどい上、ソースを見てるだけで気分が悪くなったので、リンクは張りません。

税金使って、何やっとんねん、としか言いようがない。

で、件の掲示板って、どこのことだ、と思って色々見てまわると、どうも「生活安全課」のページの一番下の「新居浜警察署管内 万引き少年検挙補導状況」という項目のようだ。

いまはこのテキストの画像にはリンクも何も張られていないけど、ここから閲覧できるようになっていたのかな。

というより、「掲示板」なのか、ほんとに…

1月15日から6日間も掲載されたまま、一般人の通報で分かった、って、警察の人間は誰も見てなかったってことか…

さらし者になったのが少年とはいえ万引き犯だから、自業自得といえないこともないけど、これが性犯罪の被害者の実名などだったら馘で済まない事態になる。

今回の事件のような更新方法を採っていたら、ありえない事故ではない。

だから、ウェブは素人なんかに任せちゃダメなんだ。

スキル以前に心構えがないんだから。

「ホームページなんて簡単簡単」とバカにして素人に片手間にやらせるから、こういう事態が発生するのだ。

更新担当の人間がどんな人かは知らないが(って何で「実名」ださないの?)どうせコンピュータなど覚える気もない素人以下ではないだろうか。

元々、日本の官公庁関係のサイトは質の低いものが多い。

文系あがりが多いためか、警察は当然、市役所から図書館まで、コンピュータが苦手な下っ端事務員が無理矢理作らされているのか、としか思えない、見るも無惨、使って不便、というサイトの多いこと多いこと。

当然のようにホームページ・ビルダーで作るから、WindowsのIE以外で見ると、文字すら読めない崩れ方をする。

単にデザインセンスがないとか絵心がないとか、表層的なものではなく、「ウェブサイト」というものに対する知識も意識も認識も低すぎるのだ。

「ユーザビリティ」などという単語など、知りもしないだろう。

警察ならサイト運営の外部委託は難しいだろうが、せめてサイトそのものぐらいまともなものを作って、気を引き締めたらどうなのか。

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