滋賀と京都の境の山間の葛川細川の集落で開催されている「遺され村の美術展」に行ってきました。
この村はいわゆる限界集落といっていい、ほぼ寂れた小さな村です。
そこで、大阪で「亜蛮人」という名物ギャラリーをされていた方が、この村を会場にして
展覧会をやったら、どうだろう、ということで始まりました。
といっても最近流行の「地域アート」だの「村おこし」だのとは全く関係なく、
自己主張を目的としたような「アート」ではなく、この村に溶け込んだ「点景」のような作品が
村のあちこちに埋もれている、そんなコンセプトで開催されています。
中には民俗学の学者さんがこの村の伝承に光を当てた作品群」もあります。
この美術展のビジュアルイメージに合わせてモノクロで撮ってみましたが、
「作品」なのか「自然」なのかはたまた「廃墟」なのか、一風かわった展示であることは間違いありません。
注意点ですが、足場は思ったより悪いです。
僕が行った日はいい天気でしたが、雨上がりとかだ相当ぬかるみますし、場所によったらガラスが散乱してる箇所もありますので、スニーカーでも危ないと思います。
最低でもマウンテンシューズ、持ってない方は会場で長靴を借りてください。