新事務所の物件に郵便受けがなかったので自分で作ってみました。
大きめの原稿や書類が入りそうなサイズのポストだと数千円するので
さすがにそれは、ということで100円ショップの木材で作成。
まずはこんな感じで大雑把に完成形を手書きで書いてみます。
それを元にイラストレーターで設計。
ポスト
サイズは市販のポストを参考にしつつ、100円ショップの木材をあまり切らなくていいようなサイズで。
前面の幅380mm、背面の幅360mmなのは、前面のフタ部分が雨などが入らないように、と1cmずつ左右にはみ出させるから。
なので、実際の郵便受け本体の幅は36cm。
(ただし、自分で切ったらまっすぐ切れないわ、なんだ、で実際のサイズは変わってます^^;)
実際の木を並べてサイズとか確認します。
順番に作っていきます。
前面のフタ下部は15cmの板1枚でも良かったけど、板が並んでる形の方がかっこいいので、わざわざ5cmの木を3枚並べて連結させてます。
フタを連結させるときは、ちゃんと閉まるようにストッパーになるように本体の内側のサイズに合わせて連結用の木材を固定させます。
写真撮り間違えてますが、実際はフタが1cm横にはみだすので、連結用のタテの木材が本体内側にはまって固定されます。
ここまでは想定通りだったんですが、設計段階が気付いたのが、フタの木材が厚さが9mmということは投函口のフタも9mmって、ぶ厚くないか?ということ。
フタが厚いとその分投函口が狭くなるので、はてどうしたものか、と考えあぐねてホームセンター行ったら厚さ7mmの木材と2mmの端材があったので、それを購入。
物が小さいだけに2mmの差は大きいですよ。
7mmの方をフタにするため蝶番で連携、2mmの端材は本体側につけて厚さを調整。
これで一旦パーツが揃いました。
あちこち補強入れてるので元の設計図とはちょっと変わってます。
投函口についてる飾りみたいなのは、板が薄くてビスが飛び出すので、それを隠してるだけ。
そして上のフタをつけて形になりました。
最後に色を塗って完成。うちのイメージカラーのグリーンにしましたが、ブラウン系のニスをうっすら重ね塗りしてちょいアンティークに感じに。
3カ所開口部がある、という優れものであります^^/
実は最後に問題が発生。色を塗ったら板が反り返ってしまい、慌てて両側に反り止めの板をつけました。
100円ショップの木は柔らかいので、予定外の補強材をかましてたので、思ったよりかなり時間がかかってしまいました。
壁に穴開けるわけにいかないので脚が必要だったんですが、脚まで自分で作る気力と時間がなくなったので^^;、どうしようかと考えた結果、鉄製のフラワースタンドを発見。
これなら見た目も木よりすっきりするので、余った板で台座を作ってその上に置いてます。
さらに100円ショップの転写シートを貼ってますが、意味もなくROUTE66がアクセント。
(2018年7月29日追記)
昨晩の台風でポストが飛んでいって壊れてしまいましたorz
やっぱり100円ショップの木は軽いので、数10m先まで飛んでいって近所の方を驚かせてしまいました。
一応木工ボンドで使えるように直したけど、もうちょいちゃんとした木で作り直した方がいいか・・・