夏の古本まつり

京都の三大まつりの一つ(ちょっと違う…)、下鴨神社の夏の古本まつり行ってきた。

これにこないと夏が来た、という感じがしません。

今日の古本まつりはかなり混んでたこともあって、全店しっかりは見られなかったけど、5冊だけ買ってきた。
最初の店で、今年亡くなった栗田勇さんの『禅と日本人』を発見。これは短いエッセイをまとめたものなので、禅宗以外の有名な仏教者の話が並んでる。
もともと栗田勇さんを知ったのはロートレアモンの『マルドロールの歌』の翻訳で、ブルトンの『ナジャ』の翻訳もされてる仏文学者なのに、仏つながりか後年は仏教関係の本も多い。
ところでこの栗田勇さん、あのレイテ沖謎のUターンの栗田健男のご子息という話もあるんですが、本当なんでしょうか。
戸坂潤は主要作品は青空文庫にかなり入ってて無料で読めるんですが、『日本イデオロギー論』は岩波文庫買い直そうかな、と思ってたところで単行本発掘(ところがなぜか序論がなかった…)。
この手の本は紙のほうが読みやすいんですよ。
レヴィナスの文庫本も結構並んでたんですが、今買っても積ん読間違いなしなので、読みやすいのを一冊だけ。
ほんとに本腰入れて積ん読片付けないといけません。

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